回転式テーブル搭載のレーザー加工機「INFINITY」を発売

2022年7月25日

当社は、二つの加工テーブルを回転させることで連続加工を可能にし、作業効率を向上させる回転式テーブルを搭載したレーザー加工機「INFINITY」シリーズ（Sei LASER社製、総販売元：コムネット株式会社）を印刷・加工会社やブランドオーナーに向けて一次販売店として、8月8日に発売します。
また、当社平和島ショールーム（東京都大田区）に国内初のショールーム機として最上位モデルを設置し実演することで販売を強化してまいります。

「INIFINITY」の高解像度写真ダウンロード

レーザー加工機は、高密度のレーザー光を照射し、様々な素材に繊細なカッティングや彫刻を施すことができます。
当社は業界に先駆けて2015年からレーザー加工機を取り扱い、商品の差別化をご提案してまいりました。

その中で、高速処理が特長のガルバノ方式※ レーザー加工機は、連続作業時に素材のピックアップや次の加工の準備をテーブル上の加工が終わるまで待たなくてはならず、このダウンタイム削減が課題となってきました。

• *レーザーヘッドが固定型で、レーザー光を可動ミラーに反射させ、ミラーの向きを細かく瞬時に変えてレーザー照射する方式 。

このたびムサシが発売するレーザー加工機「INFINITY」シリーズは、二つの加工テーブルを回転させることにより交互に加工ができる回転式テーブルを標準搭載しています。一つのテーブルでレーザー加工を行っている間に、もう一つのテーブルでは次の準備をすることができ、作業の効率化に大きく貢献します。
特に、加工品のピックアップや材料のセットアップに時間がかかる商品や、短時間で加工が完了し入れ替え作業が多く発生する商品を製造する場合の大幅な作業の効率化と総合的なスピードアップが実現します。

「INFINITY」シリーズは、加工エリアの異なる３つのモデル「3350」「5070」「7070」のラインアップで、最大ワークエリアを持つ「7070」では700×700mmの加工が可能です。また、高出力でシャープな切り口を実現するハイスペックレーザーヘッド「I-SCAN」を搭載しているため、大ワークエリアでも世界屈指の加工精度を誇ります。

当社は、この「INFINITY」シリーズでレーザー加工における作業の効率化を全国の印刷・加工会社、ブランドオーナー等に向けて提案してまいります。

INFINITYの製造元

製造元である「Sei LASER社」（イタリア）は、1976年に創業した老舗メーカーで、卓越したレーザー技術と製品開発力を持ち、多彩な機種を世界各国の様々な業界に提供しています。 ムサシは、総販売元：コムネット株式会社の一次販売店として販売しています。

ロータリーテーブル搭載レーザー加工機 INFINITYの特長

自動切換の回転式テーブルで作業効率がアップ

二つの加工テーブルを回転させることにより、交互にレーザー加工が可能。一つのテーブルでレーザー加工を行っている間に、もう一つのテーブルでは次の加工の準備をすることができます。

最大700×700mmの大ワークエリア

最大ワークエリアを持つ「7070」では700×700mmの加工が可能。

世界屈指の加工精度を誇るレーザーヘッド

Z軸のソフト制御により、加工エリア、材料の厚みとサイズに応じてレーザーのスポット径が最適化。レーザーヘッド「I-SCAN（アイ-スキャン）」により、大ワークエリアでも世界屈指の加工精度を誇ります。

INFINITYの主要スペック

本体情報

レーザーユニット