Intec社製デジタルダイカッター「FB9000PRO」を発売
2023年6月15日
当社は、Intec Printing Solutions Ltd(本社:英国ドーセット州)のオートフィーダー付デジタルダイカッター「FB9000PRO」を
デジタルカッティング市場に向けて7月12日に発売します。
カットサンプル
「FB9000PRO」の高解像度写真・カットサンプル写真ダウンロード
デジタルで図柄に合わせて自由な形状の打ち抜きができるダイカッターは、パッケージ、POP、シールなどショップの販促物や製箱など様々な用途で活用されており、専門知識が不要で複雑な操作が無く、より手軽に扱えるため、先行販売しているワールドワイドにおいても多くの出荷台数があり、好評価をいただいています。
このたび発売するオートフィーダー付デジタルダイカッター「FB9000PRO」は大容量自動給紙、デュアルツールヘッドなどのハードウェア機能が充実しており、高速パフォーマンスと抜群のメディア制御を実現し、ユーザーフレンドリーな機能を揃えています。
様々な厚みのシートメディアにおいて高速自動給紙が可能で、ダイカット及びクリース(スジ押し)などデュアルツールヘッドを搭載。
クリース時は最大1.5kgのパワー、カッティング時には最大1.2kgのパワーを発揮するIntec社のフラッグシップモデルです。
また、CCDカメラの搭載により自動位置合わせや、QRコード別によるカットデータのジョブ毎の自動変更機能も標準装備しています。
ダイカット用読取マークやQRコード生成はAdobe Illustrator、CorelDRAW用プラグインソフトで作成することが可能です。
また、プラグインツールもラインアップしているため、Macユーザーもストレスなくアートワークのデザインを行うことができます。
当社は、ショールーム「Flexible Arrow 平和島」(東京都大田区)に「FB9000PRO」を設置し、課題やニーズに合わせたデモンストレーションを実施することで、日本における販売代理店としてデジタルカッティング市場にIntec製品を拡販してまいります。
オートフィーダー付デジタルダイカッター FB9000PROの特長
大容量自動給紙機構
フィーダー用メディアトレイに最大約25kg〜最大約2,000枚(※)の印刷メディアを積み重ねることが可能。
4つの吸着パッドと独自の裁き機構による安定した給紙機構と自動給紙機構で大幅な効率化が図れます。
- *厚みや重さにより積載枚数は変動します。
ダイカット及びクリースなどデュアルツールヘッドを搭載
- 最大1.5kgのクリース(スジ押し)パワーと最大1.2kgのカッティングパワーを備え、最大1,000ミクロンのメディアに対応可能。
- カッター刃(ブレード)は5種類をラインアップ。
ヘッド移動速度は3モード(高速モード1,200mm/秒、標準モード960mm/秒、高画質モード750㎜/秒)から選択できます。
高速CCDカメラ搭載による自動位置合わせ、QRコードによる自動JOBチェンジに対応
ダイカット用読取トンボ、QRコードを高速CCDカメラで読み取りすることで、位置合わせ、JOBチェンジの自動化を実現
Adobe Illustrator、CorelDRAW用プラグインソフトを標準搭載
Windows及びMacなどお使いのPCにてダイカット用読取マーク、QRコード生成などが可能です。(※)
- *プラグインソフトにはAdobe Illustrator、CorelDRAWどちらかのソフトが必要になります。
FB9000PROの主要スペック
最大メディア領域 | 480mm x 720mm / 550mm x 850mm(オートフィーダー) |
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有効カットエリア | 480mm x 700mm / 495mm x 735mm(レジストリマークなし) |
メディア搬送 | オートシートフィーダーまたは手置 |
搭載ツール | ブレードホルダー、クリースツール、ペンツール |
フォース(パワー)/ 圧力 | カット最大1.2kgまで / クリース最大1.5kgまで |
推奨メディア厚・種類 | 最大厚1,000μ / 800gsmまでのシール、用紙、フィルムなど |
ヘッド移動速 | 3モードに対応 (1)1,200mm/秒、(2)960mm/秒、(3)750㎜/秒 |
消費電力 FB9000本体 | AC 110V / 6.8A / 750W |
消費電力 バキュームポンプ | AC 110V / 4.5A / 750W |
消費電力 エアーコンプレッサー | AC 110V / 3.6A / 780W |