一言にカラーマネジメントといっても簡単に運用できるものではありません。
カラーマネジメントソフトは数多くありますが、それを実践する方法は各社各様で明確なものはありません。
さらに温湿度等日々刻々と変化する印刷環境の要因を含めるとその方法は幾重にもなり大変難しいものといえます。
そこでムサシはカラーマッチングソフトを単に提供するのではなく、長年印刷事業に携わり培ってきたノウハウを活かし、デジタルワークフロー全般から印刷機や湿し水といった印刷周辺までのサポートを実施。
機器導入前はもちろん、導入後の印刷物の診断を通して印刷工程全般を改善する様々なプログラムにご好評いただいております。
カラーマネジメント
サポート
印刷物の安定再現講習
「印刷標準化セミナー」でご紹介した内容をより細かく実施。
一般的な話ではなく、お客さま個々の環境に即した講習を行っています。
印刷物の安定再現実践
「印刷物の安定再現講習」でご案内した内容を分光光度計などツールを活用して行います。
講習だけでは忘れがちなそのフローを身をもってご体験いただいています。
印刷物診断・実践
独自チャートを印刷していただきその解析を行います。
その結果は単に報告書をご提出するだけでなく、問題箇所を実地立会いのもと改善して参ります。
印刷標準化によるワークフロー
印刷標準化のメリット
- 損紙率削減、校正費用の削減などによるコストダウン
- 刷りだし時間の短縮、印刷ワークフロー構築による生産性アップによる納期短縮
- 印刷の標準化、品質の向上・安定化に伴う顧客満足度の向上
講習会の実施
印刷の標準化についての基礎を講習会を通じて理解していただきます。
各行程の仕組みとメリットを理解し、印刷環境の向上を図ります。
(現在の印刷状況の把握のために事前ヒアリングも行います。)
主な講習内容
- 印刷認証制度への取り組み方について
- 印刷の工程管理について
- 環境保護印刷の取り組み方について
- 高品位印刷について
- CMSを活用した色基準の構築
- ※お客さまに応じて多様なプログラムをご用意しています。
Japan Color 認証取得支援プログラム
Japan Color(※)認証取得のための効率的なプログラム。
顧客満足度を高め、刷り直しや製造コストを削減、宣伝効果が見込めます。
※Japan Color認証制度とは
ISO国際標準に準拠し、日本のオフセット枚葉印刷における印刷物の標準に基づいて認証を行なうものです。
認証取得することにより、印刷物またはプルーフを作成する上での高い能力を対外的にアピールすることができます。
印刷テスト立ち会い
印刷用テストチャートを用いて印刷テストをサポ-トグル-プ員立会いのもと実施。
標準化に向けての管理方法などを実技を交えてアドバイスしています。
主な実技内容
- ベタ濃度による管理方法
- 調子再現の確認
- トラッピングの確認
- ゴーストの確認
- ドットゲインの確認
- 細線再現の確認
印刷結果の測定・診断
測定
印刷物から様々な測定データをグラフ化し、現状を分かりやすくご説明いたします。
測定例
次世代型分光光度計 x-rite eXact
グラフィック市場向けハンディー型分光測色計のフラグシップモデル。
世界初のISO13655:M0、M1part1、M2、M3に対応し、Japan Color認証に最適な使い易さと高性能を兼ね備えた分光タイプの測色計/濃度計。
測定するだけで、印刷シートがJapan Colorの基準に準拠しているかを合否判定します。
eXact導入でここが変わります!
- 印刷物の数値管理ができます
- Japan Color認証の合否判定と修正方法が分かります
- 印刷物の品質保証ができます
- クライアントへ安定した印刷物をお届けできます
診断
測定結果をもとにあらゆる角度から解析を行い比較検討します。
解析例
- 印刷条件・環境の見直しによる印刷品質の向上
- 印刷の管理方法のご提案による印刷品質の安定化・標準化の実現
標準印刷物を元にプルーフ/ディスプレイプロファイル作成
環境に応じたプロファイル作成ソフトを利用し、DDCP用のカラープロファイルを作成し、印刷物とのカラーマッチングを実現。
スムーズな印刷ワークフローを構築します。
インクジェットプルーフ
- O.R.I.S. Color Tuner Web
インクジェットDDCPの高精度なプロファイル作成を実現。
RIP機能を標準搭載しているのでクライアントマシンからの直接出力も可能です。
デジタル印刷機・UVインクジェットプリンタ・その他のカラーマッチング
- O.R.I.S. PressMatcher Web
デジタル印刷機からUVインクジェットプリンタ、オフセット印刷機まで、使用する印刷機に依存することなく、同じ色に再現します。
近年においては特にデジタル印刷機の色調整ツールとしての活用事例が増えています。
インクジェット・POD定期診断
作成ソフト例
- i1 Profiler + i1 iO3
印刷物を元にしたプロファイルの作成や、標準印刷認証における色差のチェック等のカラー管理を行います。
(Japan Color認証制度にも対応)